チョコレートをよく食べている人は、たいていわかります。
鍼の刺入時に、中の状態をある程度触知できるのですが、独特な質感があるんです。

痛みを発している部位にその傾向がみられがちなので、こちらとしては、チョコレートを一旦ひかえてみるよう提案します。

含まれる砂糖には中毒性もあるので、習慣づいている人にはちょっと高いハードルだったりします。

しかし、中にはスパッと断てる人もいて、そういう人は良い状態に変わりやすく、症状の改善が早いです。

チョコレートが過剰な人の筋肉は、水分が抜けた生チョコのような感じに近く、ボソっとして、本来あるべき弾力もありません。

代謝しない老廃物のカタマリ(ゴミ)となり始めれば、カラダとしては「ゴミは燃やさなきゃね!」と、時々炎症をおこします。

健康を目指したいのなら、筋肉の質が変性するほどの量を食べてはNGな嗜好品ということです。

カラダは食べたものでできているといいますが、本当に素直で正直です。

美容的にも、背中に赤いニキビができやすく、オイリーな肌になりがちです。薬用ボディソープなどでは、そもそもの原因が違うので、解決しませんよね?

前置きが長くなりましたが、表題の「チョコレートが(やめたくても)やめられない」という人の小耳にはさみたい話を少しだけいたします。

チョコレートの原料であるカカオがどのように生産されているかご存じですか?

私たちが安価で手にできる裏に、人身売買された子供たちの過酷な労働あると知り、私はとてもショックでした。事実を知るほど、決して気軽なお菓子でないことを意識できます。

ご参考 https://acejapan.org/childlabour/report/chocolate

良心のある大人なら、ポリフェノールも他でとればいいんです。